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TOEFL対応(490時間10分28秒)

Summary

  • 合計時間は490時間10分28秒.最も時間をかけたのはVocabulary対策(約210時間)
  • TOEFLの受験回数は1回,スコアは93点(Reading:26,Listening:24,Speaking:20,Writing:23)
  • 問合せの結果足切りは90点と判明したが,受験後も念の為最低限の対策は継続

概要

TOEFL iBT(Test Of English as a Foreign Language, internet Based Test)とは,アメリカの試験作成団体であるETS(Educational Testing Service)が作成する,英語を母国語としない人の英語力を測るテストです.

特にアカデミックな英語スキルを測定することを目的としており,Reading,Listening,Speaking,およびWritingの4つのセクションで構成されます. 公開会場で個別にインターネットに接続されたパソコンで約3時間の試験を行い,各セクション30点満点,合計120点満点で評価されます. 米国では9割の大学で出願時に提出を推奨されており,ジョージア工科大学もその例の一つです.

ジョージア工科大学のOMSCSに出願するためには,TOEFL iBTで合計90点以上,かつ各セクションで19点以上取得する必要がありました.

Warning

OMSCSの足切り点数に関する詳細はAppendix Bをご参照ください. ただし,本件に関しては諸説ある(100点派と90点派で二分される)ため,ご自身でご判断されることをお勧めします.

私は半年かけて準備し,2020年6月13日の1度目の受験でなんとか93点を取得できました. 点数の内訳は以下です:

  • Reading: 26
  • Listening: 24
  • Speaking: 20
  • Writing: 23

反省点は下記3点です.

受験後はPersonal Statementを始めとする他の作業に重心を移しましたが,念の為,VocabularyListeningSpeakingの対策は継続しました.

100点以上を目指される方には全く参考にならないと思います(英語が苦手でごめんなさい)が,以降,各セクションの準備に費した時間を詳細に説明します.

作業時間の分析

作業時間の推移

2019年11月29日に着手し,2021年4月14日に完了しました. ほぼ毎日何らかの作業をしていように見えるのは,日常的に

を行ったためです.DMM英会話以外は現在も続けています.

特に作業時間が多い日は,下記の理由に拠るものです:

  • 2019年1月28日:Audibleを聴きまくり,かつ英単語の暗記に集中した
  • 2020年6月10日:Vocabulary・Speaking・Writing対策に加え,TOEFL受験の下調べも実施
  • 2020年6月11日:Vocabulary・Reading・Speaking・Writing対策に加え,TOEFL受験の下調べも実施
  • 2019年6月13日:TOEFL iBT受験日

以下で詳細に説明します.

作業時間の内訳

Vocabulary(210時間08分42秒)では, Ankiを用いて語彙強化を行いました. 2019年12月以降に作業を開始し,2020年6月のTOEFL受験に向けて徐々に支配的になりました. 2020年7月以降も一定の割合で作業が発生しました. 基本的に毎日テストしたため,合計時間が最も多くなりました.

Reading(5時間56分55秒)では, 基本的にETSの公式問題集による問題演習しか行いませんでした. 2019年12月,2020年1月,2020年4月,2020年6月に断続的に作業が発生しましたが,作業時間はいずれも大きくありませんでした.

Listening(111時間30分10秒)では, Readingと同様の問題演習に加え,日常的にPodcastおよびAudibleをながら聴きしました. 2019年11月から2021年4月まで,継続的に作業が発生しました. Vocabularyとは逆に,2020年6月のTOEFL本番に向けて作業時間が減少したのが興味深い(そして敗因)です. 合格通知後も作業を継続したため,合計時間が大きくなりました.

Speaking(140時間18分33秒)では, 隔日ペースでDMM英会話で問題演習を行いました. Listeningと同様に全期間で継続的に作業が発生しましたが, 2020年6月のTOEFL受験に向け緩やかに作業時間が増加し,それ以降緩やかに減少した点が異なります. こちらも,合格通知以降もしばらく続けましたので,合計時間が大きくなりました.

Writing(8時間30分59秒)では, 基本的にETSの公式問題集による問題演習しか行いませんでした. 2020年3月から2020年6月まで作業が発生しましたが,いずれも作業時間は大きくありませんでした.

その他の対応(13時間45分09秒)では, TOEFL iBTの調査,調整,準備に加え,会場で実際に受験しました. 2019年12月から2020年6月に向けて断続的に作業が発生しました. 2020年6月はTOEFL受験日のため作業時間が増加しました. 日常的な対応というより,必要に応じて断続的に作業が発生するため,合計時間はそこまで大きくなりませんでした.

全体の流れをまとめると,下記のようになります.

  • 2019年11月:Speaking対策・Listening対策を開始
  • 2019年12月:TOEFL対応に本腰を入れ始め,Vocabulary対策・Reading対策・Listening対策を開始
  • 2020年4月:Vocabulary対策に重心を移す
  • 2020年7月:以降,Vocabulary対策・Listening対策・Speaking対策のみ継続

以下,それぞれの詳細を示します.

各作業の詳細

Vocabulary(210時間08分42秒)

2019年12月2日に着手し,2021年4月14日に完了しました. フラッシュカードツールAnkiを用いて【CD3枚付】TOEFLテスト英単語3800 4訂版 (TOEFL(R)大戦略) の単語をひたすら覚えました.

詳細はTOEFL Vocabularyをご参照ください.

Reading(5時間56分55秒)

2019年12月4日に着手し,2020年6月12日に完了しました. 基本的に ETS, The Official Guide to the TOEFL Test Fifth Edition の演習問題を解くだけで,特別な対応は実施しませんでした.

ジョージア工科大学に提出したスコアは26点です.

詳細はTOEFL Readingをご参照ください.

Listening(111時間30分10秒)

2019年11月29日に着手し,2021年4月14日に完了しました. ETS, The Official Guide to the TOEFL Test Fifth Edition の演習問題を解くことに加え,日常的にPodcastやAudible.comをながら聴きすることでListening力維持に努めました.

ジョージア工科大学に提出したスコアは24点です.

詳細はTOEFL Listeningをご参照ください.

Speaking(140時間18分33秒)

2019年11月29日に着手し,2021年4月14日に完了しました. ETS, The Official Guide to the TOEFL Test Fifth Edition の演習問題を解くことに加え,隔日ペースでDMM英会話TOEFL iBT® Speaking を受講し,回答例をTwitterに投稿することでSpeaking力向上に努めました.

ジョージア工科大学に提出したスコアは20点です.

詳細はTOEFL Speakingをご参照ください.

Writing(8時間30分59秒)

2020年3月9日に着手し,2020年6月13日に完了しました. 基本的に ETS, The Official Guide to the TOEFL Test Fifth Edition の演習問題を解くだけで,特別な対応は実施しませんでした.

ジョージア工科大学に提出したスコアは23点です.

詳細はTOEFL Writingをご参照ください.

その他の対応(13時間45分09秒)

2019年12月2日に着手し,2020年7月13日に完了しました. TOEFL iBTに関する調査,準備,調整,そして受験日にかかった時間がこれに含まれます.

詳細はTOEFL その他の対応をご参照ください.